この日は何だったか
講師について
2015年に独立し、今年で10年目のコンサルティング会社経営者。売上のおよそ半分が研修・講演、半分がコンサルティング。社員は10名。年間200社ほどの経営者と会う仕事をしている。
- 会社員時代の最後は管理職。5年間ずっと「起業準備中」でもやもやしていたという経験を持つ
- 独立初月は損益分岐点150万円に対し売上7万円。2か月続けて140万円台の赤字を出して追い込まれた
- 個人向けのコーチングもしており、対象はプロ野球選手、アスリート、教育系YouTuberなど。2週に1回、市場価値をどう上げるかを話す
- 自身の師匠であるビジネス・ブレークスルーの大前研一氏から出資を受けている。ベンチャーキャピタルの出資審査にも関わっている
- この起業塾のパートは7年目。過去の受講生とは今もつながりがあり、一緒に起業した人もいるとのこと
3日間で扱うこと
起業の成功に必要な要件として、ビジネスモデル・ビジョン・仲間の3つが挙げられた。この3つを3日間かけて具体化していく。
「仲間」については、講師自身も独立前は「結局は自分の実力だろう」と思っていたが、10年経って考えが変わったという話があった。コロナ禍のとき、あるいは新しい事業に踏み出したとき、決め手になったのはいつも人からの一言だった。だからペアワーク・班ワークを多く取る、という進め方の説明があった。
当日の流れ
- 9:30施設案内・事務連絡(東京創業ステーションのサービス、写真撮影の可否、当日の進行)
- 9:45講師自己紹介/3日間の位置づけ/ペアで2分の自己紹介
- 10:00ストローク(笑顔・拍手・メモ・うなずき)/嬉しかったことの共有
- 10:40成功する起業家の3つの基準=時間・拍手・メモ/行動先行型
- 11:00休憩
- 11:10ワーク① 自己紹介と事業内容の班内発表
- 11:30経験学習サイクル/成長の仕組み化/ワーク②③
- 12:00ビジョン(成功者=ビジョン+ビジネスプラン)/ワーク④
- 13:00昼休み
- 13:20イラッとノート/ビジネスプランの流れ7項目
- 13:40ペルソナ/演習①-1・①-2/班で共有
- 14:30演習② 競合の状況(比較表)
- 15:00ワーク⑤⑥(1次情報・ゼロベース)/演習③ 差別化・4P・ビジネスモデルマップ
- 16:00演習④ 組織体制・ハードルと対応策/最後のペア共有
- 16:30交流会(30分)
- 17:00終了
会場(東京創業ステーション 丸の内)について
東京都と東京都中小企業振興公社が運営する公的な創業支援拠点。丸の内には3つの施設が入っており、起業の準備フェーズに応じて使い分ける形になっている。
| 階 | 施設 | 対象と主なサービス |
|---|---|---|
| 1F | Startup Hub Tokyo | 起業に関心がある段階から起業後まで。創業相談(コンシェルジュ)、ほぼ毎日開催のイベント、ラウンジ(予約不要・1日3時間まで) |
| 2F | プランニングポート | 会社設立・実現段階が中心。事業計画書作成のサポート、個別の専門相談 |
| 3F | アドバンスポート | さらに先のフェーズを支援 |
丸の内には約30名弱の相談員がおり、全員が現役の起業家とのこと。予定業種や相談内容に合った相談員を選べる。相談は無料。他拠点(勤務先や通学先の近く)も条件が合えば併用できる。
経営者として知っておくべきこと
学びの定着率 ― なぜワークが多いのか
冒頭でラーニングピラミッド(National Training Laboratories)が示された。平均記憶率は下にいくほど高い。
| 学び方 | 平均記憶率 |
|---|---|
| 講義を聞く | 5% |
| 読む | 10% |
| 視聴覚教材 | 20% |
| 実験機材 | 30% |
| グループ討論 | 50% |
| 体験を通した学習 | 75% |
| 他人に教えた経験 | 90% |
ストローク ― 「あなたが大切です」と伝える手段
成功する起業家の特徴として最初に挙げられたのがストローク。具体的な手段は4つ。
これらを意識することで「人や情報が集まる人」になるという位置づけ。うまくいっている人に会うと、こちらが元気をもらえる。逆に、深く付き合うと大変なことを抱えているのが分かる。それでも周囲にプラスの感情を与えられる人はうまくいく、という話だった。
企業研修での実例
若手が意見を出して盛り上がっているところに役員が入ってきた瞬間、誰も喋らなくなる。役員に悪気はなく、前の会議を引きずった表情のまま入ってきただけ。だが周囲はそれを察して空気が変わる。「来るなら笑顔で来るか、来ないかのどちらかにしてほしい」と講師は伝えるという。
プロ野球選手の話 ― ストロークが出せないとその場で二軍
講師が支援しているプロ野球選手の一人が、今年途中から一軍に上がったもののずっとベンチだという。ベンチの仕事はストローク、つまり声を出してチームを盛り上げること。だがそれが辛くて電話がかかってくる。
- 自分の代わりにレギュラーで出ている選手が憎い。打席に立てば「頼むぞ」と言いながら、心の中では打つなと思ってしまう
- 大学時代まではそんな感情はなかった。プロになり、家族も家もあり、絶対に負けられないという気持ちが強くなってそうなった
- おとなしくしていればいいのでは、と言うと「それは無理だ」と返ってくる。一人だけ冷めていると全体の空気が悪くなるので、監督やコーチはそれを見ている
- そうなるとその場で二軍。翌日からではなく、その場で。彼がいることでチーム力が下がるため
- さらに厄介なのは、二軍でいくら打っても一軍に上がれなくなること。呼んでも空気が温まらないから。他球団に移っても、その情報は伝わっている
動画を見ると、彼が一番はしゃいでいる。一番打ちひしがれているのを知っているので、見ていると涙が出る、と講師は語っていた。
嬉しかったことを書く習慣
起業すると悩みも、やることも増える。放っておくとストロークは下がる一方なので、意識的に上げる必要がある。そのための習慣が「嬉しかったことを書く」こと。
- 寝る前に、その日嬉しかったことを手帳に書く。嬉しかったことを考えながら寝ると、そのまま入眠でき、自然とストロークが上がる
- 講師の周りで市場価値を上げている人はほぼ全員やっているとのこと
2つのメリット
- 物事をプラス面から見るようになる。起業家はネガティブでないといけない面がある(リスクを考える、本当に大丈夫かと考える)。ただそれだけでは前に出ていけないので、攻めのモードに切り替えるスイッチとして機能する
- 心拍数が下がる。プレゼンで緊張するという相談は非常に多いが、嬉しかったことを考えながら緊張することはできない。自然と心拍数が下がっていいスタートが切れる
優勝インタビューが必ず感謝から始まる理由
優勝した選手に「おめでとうございます」と言うと、多くは「まずはコーチに感謝です」「家族に感謝です」「この会場を作ってくださった皆さんに感謝です」と返す。外国人選手も同じ。あれはスタート前に感謝して心拍数を下げてからスタートを切るよう指導されているから。特に100m走のような短距離では、スタートを外したら終わりなので徹底しているという。
成功する起業家の3つの基準 ― 時間・拍手・メモ
この3つの基準を上げておくと、基準の高い人から「やるな」と思われる。講師自身は27歳のときにビジネススクールで言われたが、当時はまったく腹落ちしなかったという。参考になる人が上司と先輩しかいなかったため。独立して年間200社を回るようになり、基準の高い会社やうまくいっている起業家に会って初めて納得したとのこと。
| 基準 | 内容 |
|---|---|
| ① 時間 | Time is life. 時間ぴったりに話すことを当たり前にする |
| ② 拍手 | 行動 ⇒ 感情。「あなたの話は面白かった、時間をもらった」と伝える手段 |
| ③ メモ | 相手のため。取っていることが相手に伝わる |
時間 ― VCの出資審査での話
講師はベンチャーキャピタルの出資審査に関わっている。20分のプレゼンで数千万円の出資を判断する場だが、手元の審査票で「これをやったら落ちる」項目が2つあるという。
- 挨拶ができない。これは致命的。コミュニケーションが成り立たないので、お金を出してもうまくいかないと判断される
- 20分のプレゼンを19分50秒〜20分に収められない。この10秒間の幅に入らないと、その段階で落ちていることが結構ある
ただしその場まで来る人はほとんどが20分ジャストで話すので、レベルは高いとのこと。知らずに落ちるのはもったいない、という文脈で語られた。
怖いのは「基準が低い」と誰も言ってくれないこと
行動先行型 ― 感情は行動のあとからついてくる
| ✕ | 感情先行型:感情が動いたら行動する。「やる気が出たら部屋を片付けよう」「やる気が出たらスポーツクラブに行こう」 |
| ○ | 行動先行型:先に行動する。片付け始めると「全部片付けたくなってきた」と後から感情が出てくる |
会社員の頃は、自分が休んでも部下や仕組みでなんとなく前に進んでいた。だが起業すると自分が動かないと本当に何も動かない。これを一番強く感じたという。
拍手も同じ構造で、いいことを言ったから拍手するのではなく、拍手という行動をするからいい感情が生まれる。一流企業、エンゲージメントの高い企業、年収の高い企業は本当に拍手が多い、というのが年間200社を回っての実感とのこと。
「やる気が出たら」「モチベーションが上がらない」という言葉からは卒業しなさい、と講師自身も言われたそうだ。
メモを取る3つの理由
| 理由 | 誰がこの理由で取るか |
|---|---|
| ① 自分の理解のため | 一般的 |
| ② 相手のため | 一流企業の若手・管理職・部下がいる人。「あなたの言っていることは大事です」と相手に伝えるため |
| ③ パフォーマンス向上のため | エースや起業家に多い。考えるのも悩むのも紙の上で |
講師自身の失敗談
20代の頃は全部頭の中にあった。朝起きてやることを思い出して「うわ、仕事がある」となり、電車の中でもずっと頭の中で回している状態。部下が相談に来ても一度も見える化せず、ずっと空中戦で話していたという。
今は人の相談を受ける仕事なので、10分話を聞いたら見える化して「こういうことでいいですか」と確認する。ズレていれば修正し、また10分聞いて見える化する。これを繰り返すと処理できる範囲が広がる。
経験学習サイクル ― なぜ成功している経営者は自信に溢れているのか
- 主体的な経験をする
- 結果が出たら内省する。反省はしない ― 反省すると失敗が怖くなるから
- 教訓を引き出す。自身の引き出しを増やす
- 教訓をもとに成功するまで再チャレンジする。知識オタクにならない
マスターしている人への2つの問い
- 先月、経験学習サイクルを何周しましたか?
- ①で得られた教訓を、全て言ってください
手書きノートには「1回1周回して見える」「300〜1000周」というメモがある。回している人は教訓を即座に列挙できる、という文脈だった。
成長の仕組み化 ― 気合を使わない
| ✕ | 気合を入れる |
| ○ | 気合が必要ないように仕組化する |
気合は続かない。やろうと思っても、時間がない・自信がない、といった理由で止まる。だから強制的に回る仕組みを先に作る。班での共有では、次のような例が出た。
- 奥さん・友人・こういう会・AIなど、人に話して客観視してもらう場を持つ
- 自分の得意な時間帯に合わせる(朝が得意なら、面倒なことこそ朝に置く)
- 毎月新しい人に会うと決めておく
- コミュニティに定期的に集まる会を作る ― これ自体が仕組み化
ビジョン
成功者 = ビジョン + ビジネスプラン
資料では木の絵で説明された。地上に出ている幹と葉が【どうやって】起業するのか・儲けるのか、地中の根が【なんのために】起業するのか・どのような世界を実現するのか。根がなければ木は立たない、という構図。
起業家からよくある2つの相談
- 仕事ができる人は常にエネルギー値が高いように思える。自分はエネルギー値に波がある
- 本を読んだり研修を受けたりした際に「これをやろう」と思うのだが、次の日になると実行できない自分がいる
ゴールを何に置いているか
| ゴールの置き方 | 起きること | |
|---|---|---|
| ✕ | 出来事がゴール 仕事・目標達成・お客様 | 目の前のことに追われる。今日の売上、目の前のお客様の満足がゴールになる |
| ○ | ありたい姿がゴールで、 出来事はその手段 | 理不尽なことが起きても「ありたい姿に近づくための手段」として処理できる |
起業した瞬間に左へ寄る
起業前の人はほぼ全員が右側(ありたい姿)。ところが起業した瞬間に左へキュッと寄るという。目の前のことが終わらない、今日の売上を稼がないといけない、目の前のお客様を満足させないといけない。起業1年後に会うとバッチリ左になっている人が本当に多いとのこと。
理不尽を「手段」の側に入れる
起業すると理不尽なことが非常に多い、というのが講師の実感。クレームを言われる、仲間に裏切られる、競合が強い、計画通りにいかない、コロナがやってくる。
- これらが左上(出来事がゴール)に入ってしまうと、ある段階で「やってられるか」となる。すると投げやりになり、ストロークが下がり、支援者が離れていく。これが危険なステップ
- 右側の人も同じことが起きているのに続けられるのは、全部が手段に入っているから。「当然、ありたい姿を達成するための手段だ」と処理できる
- 例:きついお客さんが来たとき。左だと「お客さんとはいえありえない」で終わる。右だと「この人を自分のファンにできたら、ありたい姿に近づくな」と思えて、やるかとなる
また、競合が強力なサービスを出してきて積み上げたものが一気に崩れる、事業計画を変えなければいけない、といった場面でも同じ。左に入ると「面倒くさい」で止まるが、手段に入れば「全部変えたほうがありたい姿に近い、よし変えよう」と動ける。人の悩みや社員とのやり取りが増えたときも同様に処理できる。
ありたい姿の条件
| ① | 鼻血が出る それくらい興奮するということ。スポーツ界では「ビビる」、Apple のスティーブ・ジョブズは「眠れなくなる」といった表現を使う |
| ② | 1時間話すことができる これは定量的な基準。ビジネススクールでも「1時間話せないとまだ固まっていない」と言われた |
資料の図では、下に「今の自分」、上に「ありたい姿(1時間・鼻血)」があり、その間を埋める手段として次が列挙されていた ― 仕事、取引先、株主、お客様、社員、アルバイト、経験学習サイクル、内省、拍手、時間、メモ、コロナ、競合、事業計画の作成、ヘビークレーム、想定外の事態。ネガティブな出来事も全部「手段」の側に置かれているのがこの図の要点。
ストイックに見える人は、実はストイックではない
出版社のパーティーで、ある人に「この後どうするんですか」と聞いたら「明日朝から仕事だが、今日は上半身を1時間やる」と答えた。なぜそこまで頑張れるのかと聞くと「スーパースターになりたいから。ここを目指すと決めたら頑張れるでしょう」と返ってきた。
ビジョンの作り方 ― 自分で考えすぎない
| ✕ | ビジョンは自身の想いや経験等から構築する |
| ○ | ビジョンはインプットした情報をもとに構築する |
これが最大のコツで、毎回このコースで初めて知る人が多いという。
- 日頃から「バケツに水を入れる」習慣を持つ ― 本・雑誌・動画・セミナー・人に会う・新しい経験をする
- ①で得られたヒント(マネしたい部分)を意識して書き留める習慣を持つ ― 頭の中で整理しないこと
ビジョンが苦手な人は「自分はどうなりたいんだろう」と自分の中だけで考えようとしている。それだとハマる。いろいろな人に会い、「この人のこの部分はいいな」と思ったら持ってくる。これを続けると1時間どころか2時間話せるようになる。
講師の実例
- 雑誌を見て「このスキルが自分のものになったら鼻血が出るな」と思ったら、ビジョンノートに「このスキルを1年でプロレベルにする」と書く
- 都知事選のとき、立候補者のプレゼンを聞きに行った。一人だけ圧倒的にうまい人がいたので、ノートに「彼くらいのプレゼンレベル」と書いた。その後、共通の知人を探して一緒にランチをしてもらい、やっていることを全部聞いて自分のノートに書き足した
- プライベートも同じ。3年前、1週間まとめて休んで家族で出かけたら娘がものすごく喜んだ。それを見て「こういうところに連れて行ける父親でいたい」とノートに書いた
「子供の頃から考えていました」の裏側
テレビの経営者密着番組を見ると「自分で考えました」という語りが多い。だが講師の知る限り、実際はそうではない。あるクライアントは2〜3か月かけてバケツに水を入れる方式でビジョンを作った。その人が番組に出たとき、インタビュアーに「その素晴らしいビジョンはどうやって作ったのですか」と聞かれ、「子供の頃から考えていました」と答えた。
すぐ電話したところ、本人は「バケツに水を入れてメモって作った」と正直に言ったが、プロデューサーに「それでは番組にならない」と言われ、言い直させられたとのこと。
加えて、インプットすれば知識も人の幅も広がるので一石二鳥。この日のセミナー参加自体がバケツに水を入れる行為にあたる、という話で締めくくられた。
ビジネスプランの作成
まず種がない人へ ― イラッとノート
ビジネスの種をまだ探している人へのおすすめとして紹介された。日々生活する中でイラッとしたことがあったらメモするという習慣。イラッとしたことに対する解決策は必ずビジネスになる、という考え方。
2つの効用
- 視野が広がる。書いたあとで「これに対するビジネスがないかな」と調べるようになる。そして大体ある。日本になくても海外にあったりする。それを見つけて自分の生活に取り入れれば生活が良くなるし、「これを日本でやればいいのでは」という発想にもつながる
- イラッとしなくなる。これが結構大きい。イラッとしたら書こう、と思うようになると、イラッとしたこと自体が気づきに変わるのでメンタルが安定する
すでに種がある人にも、第2の事業や次に何をするかを考えるときに使えると案内された。
ビジネスプランの流れ ― 最低限これを考えておく
| 項目 | 中身 | |
|---|---|---|
| ① | 対象者の選定 | 属性/悩み・不満 |
| ② | 競合の状況 | 対象者が悩み・不満を解消するために実施していること(=同じアプローチをかけている競合) |
| ③ | 事業内容の詳細 | 自身の事業が選ばれる理由(競合差別化要素)/4P/ビジネスモデルマップ/収益性 |
| ④ | 実行体制とリスク対応 | 組織体制/ハードルと解決策 |
これらをまとめたものがA3のビジネスプランシートで、最終回に発表する課題になっている。
① 対象者の選定 ― ペルソナ
ペルソナ=企業が提供する商品・サービスにとって、最も重要で象徴的なユーザモデル。
ペルソナとターゲットの違い
| ペルソナ | 商品・サービスを利用するユーザの中で一番使うであろう人物をモデル化したもの → 細やかなニーズを汲み取ることができる |
|---|---|
| ターゲット | 商品・サービスを利用するユーザ層(例:40代男性) → 大枠の特性やニーズを汲み取ることができる |
両方作るが、ペルソナを作るとターゲットも自然と明確になる。講師は創業時にペルソナを1冊作った。支援先にも1冊作ってもらうことが多いという。
ペルソナの要件(BtoC)
| 基本情報 | 名前、肩書、年齢、性別、写真または簡単な描写 など |
|---|---|
| 役割と仕事 | 会社名、業界、仕事の役割、日常の活動、苦手な分野や弱点 など |
| ゴール | 短期的なゴール、長期的なゴール、製品に対する希望 など |
| セグメント | 収入や購入力、国、都市、教育レベル、配偶者の有無 など |
| ライフスタイル | 1日の過ごし方、趣味、メディアとの接し方 など |
| その他 | 口ぐせ、こだわり、購買頻度、決定基準 など |
ペルソナの要件(BtoB)
| 企業ペルソナ | 会社名、会社の規模(売上高・従業員数など)、業種、取り扱い商品・サービス、特徴(強み・弱み・社風など) |
|---|---|
| 担当者ペルソナ =意思決定者 | 名前、年齢、所属部署、仕事の役割(役職)、社歴、関心事、得意なこと、苦手なこと、短期的なゴール、長期的なゴール、業務上の悩み、情報収集手段、口ぐせ、こだわり、意思決定基準 など |
BtoBでは企業と担当者の2つを作る。マッチングサービスのように売り手と買い手がいる場合も、それぞれのペルソナを作る。
ペルソナがないと何が起きるか ― 判断が遅くなる
- 「40代男性でいく」だけだと、支援者が提案しても「そういう40代男性ではないんです」と返されてしまい、支援する側が困る
- 最悪なのは、支援者が社長が満足することしか言わなくなる状態。お客さんを見るのではなく「この人にどう言えば満足してもらえるか」と内向きになっていく
- チラシのデザインすら決まらない。自分はA案、代理店はB案、部下はC案で、決め手がない
- アルバイトの採用も決まらない。「明るいので採用しましょう」に対し「うちの客層に明るい子は合わない、もっと落ち着いた子がいい」となる
ペルソナがあると「◯◯さんならどう思うか」で決まるので、意思決定が速くなり、仲間も見つけやすく、アドバイスももらいやすくなる。
映画館での失敗談
講師が前職で子会社の社長として映画館事業を担当していたとき、「ペルソナを作るとターゲットが狭まる」と考えていた時期があった。
- ホームページ制作の担当者に「ペルソナを教えてほしい」と言われ、「あえて作っていません」と答えた。担当者のぽかんとした顔が今でも忘れられないという
- 「ではキャッチコピーは何にしますか」「ファーストビューは何にしますか」と聞かれ、答えられず「みんなが満足するようなイメージ画像で」となった
- 本社のレビューで役員に「ふざけているのか、ペルソナは」と言われた
② 競合の状況 ― 比較表を作る
ここは創業準備の人にとって最重要ポイントで、講師自身も一番時間をかけた部分だという。
- 対象者がその悩みを解決するために今どんなことをしているかを全部把握する
- それで不十分な点を把握する
表の作り方
| 縦軸 | 自分が参入しようとしているビジネスの競合(自分で解決している場合はそれも入る) |
|---|---|
| 横軸 | ペルソナがサービスを選ぶときに意識する基準・ポイント。これはインタビューで聞き出す |
各マスを ◎○△✕ で評価する。カフェなら味・価格・居心地・立地といった軸になる。
講師自身の創業時の表
ペルソナは中小企業の経営者。ヒアリングから出てきた意思決定基準は次の4つだった。
| 初期投資 Price | ノウハウ Product | リスク取り | 知名度 Promotion | |
|---|---|---|---|---|
| 大手コンサル | ✕ | ○ | ○ | ○ |
| 中小コンサル | ✕ | △ | △ | △ |
| 行政支援 | ○ | ✕ | ✕ | △ |
| 自社 | ○ | △ | ◎ | ✕ |
- 初期投資:相談するのにお金がかかるかどうか。行政支援は無料なので強い(「使ったほうがいい、本当に」とのこと)
- 時間的制限:いつでも相談できるか。行政支援は1時間限定で、夜に相談しても返事は来ない
- リスク取り:自分はリスクを取っているのに、相手も同じくらい真剣に生きているのか。ここは全社が弱かった
- 知名度:怪しいところには頼みたくない
ちなみに「私のビジネスに競合はいません」と言う人がたまにいるが、それは絶対にいるので調べること、と釘を刺された。
本当に競合がいなかったケース
調べても国内外に競合が見つからなかった人がいた。念のためペルソナに確認してもらったところ、1週間後に「あのビジネスはやめます」と戻ってきた。理由は「お金を使うまでもなく、自分で解決できる悩みだった」から。競合がいないのは、自分でなんとかできる程度の悩みだったということ。その人は1週間後には借入をして投資しようとしていたので、確認して助かったという話だった。
差別化の2つのポイント
ポイント① 1次情報を重視する
2次情報ではなく1次情報を取得する。1次情報こそ差別化の源泉である。
これを体感させるワークが出された ― あなたは海沿いのコンビニの店長。観測史上最高気温が連発する猛暑で、海水浴客が連日大盛況。他店は猛暑に備えてコールドドリンクを多めに発注している。さて、あなたは何をするか、何を仕入れるか。
他店が見ているのは「猛暑」という2次情報。1次情報を取りに行くなら、実際に海から上がってきた客がどんな状態で何を求めているかを自分の目で見る。手元のメモには「海に入ってから考える」「お客様の立場に立つ」と書いてある。
ポイント② ゼロベースで考える
関連して、ビジョンの文脈でも「あえて違う人と会ってみる」「なんか違うことを毎日少しずつしてみる」ことでゼロベースで考えられるようになる、という話が手書きノートに残っている。
③ 事業内容の詳細 ― 4P
| Product 製品 | 提供物・サービスの内容 例:コーヒー/軽食/グッズ |
|---|---|
| Price 価格 | 提供物・サービスの価格 例:商品単価500〜600円 |
| Place 流通 | 提供物・サービスの流通経路 例:店舗による直接販売を中心にネット通販も併用 |
| Promotion プロモーション | 提供物・サービスの情報提供方法 例:HP/ネット広告/SNS/店頭チラシ |
4Pをやらない起業家もいるが、やっておいたほうがいい、という位置づけで紹介された。
③ 事業内容の詳細 ― ビジネスモデルマップ
登場人物とその間を流れるものを1枚の図にする。黒線=ビジネスフロー、赤線=マネーフローで描き分け、関係者それぞれに WIN があることを示す。
資料の例では、行政・中小企業・専門家・自社の4者が登場し、次のような流れになっていた。
- 自社は行政から行政支援・情報入手を受ける
- 中小企業は行政に応募し、補助金を受け取る
- 中小企業は自社に応募し、自社は企業別にカスタマイズして提供する
- 専門家は自社に紹介を行い、自社は手数料を払う
- 専門家は中小企業を支援(マッチング)し、専門家報酬を受け取る
④ 実行体制とリスク対応
組織体制
誰がどの役割を担うかを、正社員・外部アドバイス・外部委託の区別も含めて想定しておく。資料のカフェ事例では、経営者(全体責任者:立地立案、店舗運営、資金調達、人材採用など)、店舗運営責任者(カフェ経験10年・正社員)、経営アドバイザー(中小企業診断士・外部アドバイス)、店舗運営リーダー(カフェ経験5年・外部委託)という4名構成が示されていた。
ハードルと対応策
想定されるハードルと、それに対する手を先に決めておく。カフェ事例では次のような対応が示された。
| ハードル | 対策 |
|---|---|
| 開業が遅れる | 開業前資金を6か月分用意する(通常であれば3か月で開業) |
| 売上が想定を下回る | スタートアップの社員の給与を成果報酬型とする(合意済) |
| アルバイトが集まらない | 大学の後輩ネットワークによる補充 |
| 天災などによる営業不能 | 店舗保険に加入(来月加入予定) |
私が書いたこと・話したこと
配布資料への記入と、班での発表内容(録音より)。9/12のビジネスプランシートはここが土台になる。
ワーク① 自己紹介 ― 起業しようとしている内容
記入内容
自分のノート、本、資料など → 持ち歩きたくない/書き込みたい/スマホで見たい。
きっかけ ― 資格の勉強をしていたときに、自分でつくって使っていた。
→ 同じ人もいるのでは?
→ 個人への依頼/企業の研修資料の資産化/作り方
班で話した内容(録音より)
- 自分自身が資格の勉強をしていたとき、複数のテキストを見たりオンラインコースを取ったりして資料がいろいろな所に散らばっていた。本を全部持ち歩けないのが大変だった。それで自分用に作りながら使っていた
- 作ってみて「こう思っている人は結構いるのでは」と感じたのがビジネスになるかもと思ったきっかけ
- 今は友人や親に声をかけてサンプルを見てもらい、反応を聞いている段階。反応は意外にいい
- 課題はどうお金にしていくか
- 権利面 ― 本のデータ化サービスは漫画などがダメになってしまうが、自分で持っているノートを見られるようにするのは問題ないと考えている。資格試験なら「出るところはこれとこれ」というのは一般的な概念なので、他の教科書を作っているのと同じ。ただし教科書を丸々やるのはダメだろうというところで、どうするか考えている
- 提供先は個人のほか、企業の研修資料も考えられる。権利が先方にあるなら結構できるのではないか
嬉しかったこと(p1 記入欄)
- マインド → 物事をプラス面から見るように
- スキル → 心拍数が低下(冷静に判断ができる)
- 自分の作業で完成したとき ― 作ったものに「いい本」と言ってもらえたとき
- 目標を達成できたとき
- 人に感謝されたとき ― パン屋でお店の人が笑顔になった瞬間/料理をつくって喜んでもらえたとき
班での発表では「レジの方と話して、本当に構えていないパン屋なんですけど、笑顔になって嬉しかった」「人と話すのが久しぶりだった」と話している。
ワーク② ここ1か月のチャレンジ(失敗)と教訓
上の記入欄は空白のまま。下の「成功する起業家の特長(気合を入れる ✕/気合が必要ないように仕組化する ○)」の欄に、 教訓にあたるメモが書かれている。
気合いは入れない。「やろう!」と思うのは良くない。
・不都合 ・仕事が多い ・時間がなかった
やろうと思っても、仕事が多く時間が取れずにできなかった ― という実感が先にあり、 だから気合ではなく仕組みにするという結論につながっている。 このページの「気合が必要ないように仕組化する」に下線が引いてあるのはそのため。
ワーク③ 自分が実施しているインプットの習慣
- AIツールの活用 ― 創業セミナー(行きっぱなし)
- NotebookLM(YouTube、資料)
- 自分のPC
- 本 → デジタル化して → 一般のものがそのまま… [判読不確か]
班で話した内容(録音より):やっていることや考えていることは、自分だけでは自己満足になる。奥さん・友人・こういう会・AIに聞くなどして客観視して変えている。それが成長のひとつになっているかもしれない。
ワーク④ 起業して実現したい3年後の「鼻血が出る未来」
※ 条件として「過去の延長で考えない」「人からの評価を気にしない」が示されていた。
記入内容(マインドマップ状に書かれている)
- 関わる人・組織数が多い状態
- 個人に対して/企業・団体に対して
- 組織に対する研究開発 → 組織マネジメントに貢献
- いい組織をつくるサポート
- マネジメント → 上司 → 部下。部下として経験して、思うものが多かった
- いい組織=離職率の低い組織。日々の仕事の内容、同僚・上司・部下との関係
- 組織の経験学習効果を向上する
- その分、学びが科学化する [判読不確か]
- 資料の資産化 → 3年で一気に [判読不確か]
演習①-1 対象としたいお客様
記入内容
個人 ― 30才前後、妻、子供1人、37才の頃。
・共働き
・独立・キャリアアップのため(転職)
・オンラインの学習の受講経験あり
・仕事が10時から18時だが、生活する時間が少ない [判読不確か]
班で発表した内容(録音より) ― こちらのほうが具体的に語られている
- 37歳、子ども2人、共働き
- キャリアアップのために資格を取得したり、学ぶことは好き
- ただ、なかなかまとまった時間が取れない
- オンラインの教材や動画の講義は受けている。ただ、痒いところに手が届かない
演習①-2 そのお客様の悩みと、どうしたいか
記入内容
・仕事が忙しくて、資格を取る時間がとりづらい
・勉強するにも、静かな場所で落ち着いて考える時間が欲しい
・学習教材が分散していて、まとめて… [判読不確か]
・スマホで通勤時間を使いたい
・復習のタイミング、進捗管理をしていきたい
・月額課金をあまり増やしたくない
班で発表した内容(録音より)
- 仕事と家事で忙しく、勉強する時間がまず取りづらい
- 集中したいときは本や参考書を持って静かにカフェでしっかり勉強したいが、なかなかそうもいかない
- 学習教材が分散しているので、基本はデジタルで持ち運びたい
- 時間が取れないので、通勤・通学の隙間時間で勉強したい
- 細かい点として、復習のタイミングや学習の進捗管理が簡単にできるものがいい
- 月額課金は増やしたくない
- できるだけ学習の内容=ノートをひとつにまとめて使えるようにしたい
- オンラインで使えるもの、常にどこでもスマホで使えるものがいい
演習② / 演習③-1 競合比較表
p10(演習②)で下書きし、p13(演習③-1)で書き直している。p13の表のほうが完成度が高いので、以下はそちらを起こした。
縦軸に「ペルソナが今やっていること」、横軸に「選ぶときに効く基準」を置いた形。
| 初期費 | リンクで つなげる | 1つに まとめる | 情報力 | カスタ マイズ力 | |
|---|---|---|---|---|---|
| ノート | ◎ | △ | ✕ | ○ | ○ |
| 参考書 | ○ | △ | ✕ | ○ | ― |
| スクール(オンライン) | △ | ◎ | ○ | ◎ | △ |
| スクール(オフライン) | △ | ― | △ | ◎ | ✕ |
| アプリ(教科書) | ◎ | ◎ | △ | ◎ | ✕ |
| アプリ(ノート) | ○ | ◎ | ◎ | ○ | ◎ |
| 自社 | ○ | ◎ | ◎ | ✕ | ◎ |
※ 「カスタマイズ力」の列は表の枠の外に後から書き足されている。数マスは重ね書きがあり読みが確定していない。
自社が ◎ を付けた3つと、そこに添えたメモ
表から矢印を引いて、丸を付けた列にそれぞれ言葉を添えている。ここが差別化要素の候補。
| 列 | 添えたメモ |
|---|---|
| 初期費 | 体験 ― 最初は1か月[?] セットで利用 |
| リンクでつなげる | リンクでつなげる |
| 1つにまとめる | 自分の思い通りに |
| カスタマイズ力 |
演習③-1 競合が満たせないどんな不満を解消するか
4Pの欄の横に、考えを整理したメモがある。
その横に「説明する準備」「怖いのは教科書を模倣してしまうこと」というメモ。[判読不確か]
演習④-1 組織体制
冒頭に「事業計画書に、出資の際に必要」「ビジネススクールの人脈も使える」とメモ。 そのうえで、自分を中心に関係先を線でつないだ図を描いている。
| つなぐ先 | 内容 |
|---|---|
| 個人 | 個人のお客様 |
| 法人 | 企業向け |
| AI | 制作の実務を担う部分 |
| TOKYO創業ステーション | 法務/事業計画/融資 |
演習④-2 事業のハードルと対応策
欄の冒頭に「今のハードルとハードルに対する対策も、VCには聞かれる」「想像以上(に聞かれる)」とメモ。
| ハードル | 対応策 |
|---|---|
| 開発に時間がかかる | 長めの見積もりと、早い対応 |
| AIが使えなくなる | 他のAI |
| 競合サービスに負ける | 撤退 |
| 権利の問題がハードル | 権利元( |
| Googleのサービスを利用している | 別の方法を検討 |
| 有料化 |
欄外に「経験・実績ができてきたら、説明から有料化」と書き添えてある。
班で発表した内容(録音より)
- 開発に時間がかかる ― Webサイトを依頼されてすごくかかってしまうのがまずい。長めの見積もりと、コミュニケーションで対応するしかない
- AIが使えなくなる ― これは致命的。AI自体は他のアクセス先もあるので、大体できるような準備を整えておきたい
- 教科書の丸写しはまずい ― 権利の問題が取り沙汰される可能性がある。「自分のノートや研修の資料、これを使ってください」というものがあれば、それをもう少し強くしていかなければいけないかもしれない
- 初期投資ゼロで、初回で終わりが続くならプランを変える ― ただし10件、20件とやっていけば20件分の経験値は得られるので、「こういう経験、こういう実績があります」として有料化してもいいと思っている
班のメンバーと、その事業
同じ班の2名。ワーク①の発表と、演習①のペルソナ発表より。手書きノートに繰り返し出てくる「田中さん」「高田さん」はこの2人。
田中さん ― イベントの企画・制作・運営
既に起業BtoB
事業内容
リアルイベントの構築 ― 企画、制作、運営をすべてワンパックで請け負っている。
課題
- 集客。ワンパックで請け負ってはいるが、自分のコンテンツ力がないので自分では客を呼べない
- 解決の方向として「すごい人になると人はついてくる」「すごい人にすごいと認められると信用になる」=ブランディングを考えている
やっていること・考えていること
- フィギュアスケートという非常にニッチな領域でイベントをやっており、トップスケーターの知り合いもいる。グッズを作れば彼らも売ってくれるが、マーケットが小さすぎて事業として成り立つところまではいけない
- 映画が好きで、映画関係の仕事もしている。ある高齢の方に「一緒に映画を見に行きましょう」と言ったら「年に一度も見ないよ」と返ってきた。自分にとっては映画を見るのが当たり前だったので驚いた。こういう人はたくさんいるのではないか、この人たちに映画を届ければ競合と戦わなくていいのではないか、と考えている
- そこで福祉事業との接点を探っている。「無料ならいいですよ」とは言われるが、お金を払うとは言われていない。どうやってマネタイズするかが課題
交流会でのメモには「地域コミュニティとしての映画」「プラットフォーム」といった言葉が残っている。
高田さん ― Web制作とコミュニティ構想
既に起業大学院で社会起業を研究中
事業内容
本業はWeb制作。ただしそちらは「食べていくためにやっている」という位置づけで、やりたいのはコミュニティサービス。
着想
- 自分は人と話すのが特別得意なタイプではない。だからコミュニティをやるなら、どこに課題があるのかを考えた
- そこで見えてきたのが会社を辞めようとしている人たちが居場所を求めていろいろな所を徘徊しているという光景
- 会社がなくなると、60歳・65歳を過ぎたあたりで行き場がなくなり、引きこもって体力も落ちていく
- 50歳くらいの人に会ったとき、その人の先輩 ― 自分が理想としていた人 ― が、会社を辞めた途端に「あなた誰ですか」という状態になってしまった。それが怖くなり、セミナーや読書会、大学院に通うようになったという話を聞いた
- 出かけられる人はまだいい。そうでない人が引きこもってしまう。その人たちの居場所を確保する場が求められているのではないか
- 女性はコミュニティが多くて大丈夫そうだが、男性が厳しいという見立て
ペルソナ(演習①より)
リタイアが近い人。ソニー勤務・55歳・年収1000万円・あと10年。子育ては終わり、残業もない。ホワイトな会社で自分の時間が相当ある。読書会や地域の集まりにいろいろ行っている。
- 仕事以外で時間を潰す場所がない
- いろいろな所に行っているが、しっくり来る場所がない。「こんなものかな」と妥協している
- 根本にあるのは孤独 ― 自分が認められる場所がないのではないか
- どうしたいか:時間を潰す場所がほしい/仕事がなくなった後の生活のイメージがほしい/「ここに行っていいんだ」と思える場所がほしい/「孤独ではない、認められている」と感じたい
課題(最後のペアワークより)
- 財務の担当者に「BtoCではなくBtoBで実績を増やしてはどうか」と言われた
- ただし、企業の人事部がこれを導入したときに何がメリットになるのかが見えていない。辞める人が少なくなる、社員がもっと頑張ってくれる、といった効果がないと予算は出ない
- 今の構想は「居場所を用意する」だが、会社経由なら強制的に参加してもらう形もありうる。ただし本人が納得して来てくれるかどうかが疑問
- 4Pよりも先に、ペルソナに定めた人たちが本当にどこまで悩んでいるかを聞きに行くことを優先すると決めた
交流会でのメモには「コミュニティかというと毎月やっている」「組織化」「名札」「半分以上が同じ答えを返す」といった言葉が残っている。
参加者の構成
冒頭の挙手で確認された内訳。
| 段階 | 人数 |
|---|---|
| 社員雇用を行い、既に起業している | 1人 |
| 起業前。起業することはほぼ決めて、スケジュールまで落とし込んでいる | 少数 |
| 起業に興味がある。いつか起業する | 多数 |
また、この施設に初めて来た人は約3分の1だった。
交流会でのメモ
16:30からの交流会は録音していないため、手書きノートのみが記録。人名の判読が難しく、以下は不確かです。
- 富岡さん・宮田さん [?] ― 26年。会社を改め、法人化をすすめようとしている
- 佐永さん [?] ― 海外が多い。価値を生み出す仕事に関わりたい
- 久保さん [?] ― パワハラ/自主 [?]
- 不動産系、保険、保証書 [?]
- 富崎さん [?] ― 飲食/ドローン関連の会社。中国のDJIといったメーカーもある
- 又吉さん [?] ― ゲーム会社の人材営業/イラストレーター
- 宮田トミーさん [?] ― 開業25年
- 高橋さん [?] ― 防災教育 [?]/訪問介護 [?]
手書きノート 18枚(原文・全文)
当日のノートを起こしたもの。[?] は判読に自信がない箇所で、全体で487件あります。矢印・囲み・下線は記号で残してあります(【下線】【取消線】(囲み)└ →)。
録音は4本のあいだで途切れているため、音声と突き合わせられる頁と、手書きだけが記録の頁があります。各頁の見出しに対応状況を記しました。
01頁 IMG_3771.HEIC / ○ 音声あり
8/22 第1回 創業イベント 夫婦[?]受注 月20万以上ぐらい お任せする[?] ビジネスですかの仲間だと思想[?] 田中 健友[?] BtoB 起業・イベント業 └ BtoC SNSでちょっとするオヤジ[?]マン 高田 哲哉[?] 出ても制作[?] 【下線】巻き込んだ人の人数で ── そのビジネスの規模[?] ① 話し方 → ②定着[?] → ③教えてみる ↓ 【囲み】教えると人がのびる / 経営者 → 朝夜[?]でつくる[?] (右側)PQを教える人 をつくる 【下線】自分の得た知識[?]に責任をもつ(ストロークという。) ←──── └ 回りにも影響を与える。 うまくいってる人は ゴキゲンな人が多い 笑顔でくるか、こわいで、と言っている。
02頁 IMG_3772.HEIC / ○ 音声あり
志な[?]さん → 税収増を[?] が手伝[?] 営業支援をうけている ─ 大前研一[?]さんが[?] 自後[?] → 楽しかったことがはじまる[?] 時間ぴったりにすることに徹底[?]します。 └ ぜひ、そこで超重要。 ┌ コミュニケーション 19:50 └ 時間 20:00 (丸囲み)心地よに ちゃんと すすむ[?] 田中さん SNSでつながれた。狙い通りにつながって イベントで手伝って呼んで 実行[?]してもらい[?] 高田 大学院にいってる ─ 社会起業 本を大学に沈める[?]のがよくなっている。 └ 反響[?]・感想[?]のリストが出てきた[?] 志金[?]さん → 初期の【下線】異業種[?]採り[?] ★ 出資をうけるのはおすすめ!! 経験2例[?]。 田中さん → 【下線】転職と決意[?] リアルのイベント・構築[?] ─ 自分のコンテンツですすむ[?] └ すごい人になると ↓ すごい人に沈められる[?] 【下線】不[?]キャスト[?] └ ダメでもつくったが マーケットがだ[?]せい[?] 【下線】映画でも売り込み ── 高級[?] → 【下線】割社[?]事業[?] → 映画
03頁 IMG_3773.HEIC / ○ 音声あり
の不足不安[?]のきっとやられきと[?]は せやれ[?]する 高田[?] コミュニ形[?]の場ででることが多かった。 【下線】会社を辞めようとしている人 → 色んな人がいる。 └ 【取消線】労働[?] 高齢で引き込ま[?]まって しまっている。 ↓ 居場所を 求められている。 ──── どの層でスネ[?]侵[?]できるか 社会起[?] 田中さん、質問 ────────── ○ 時間 : Time is life ○ 拍手 : 【下線】行動 → 感情 / ○ メモ : 相手の為 ──── 行動及行型[?] とりあえずラフみて[?] しまおう。 拍手 → 感情がうまれる ─ 段起業[?]では 圧倒的に 拍手が多い。 田中さんへ 【下線】許容[?]してしまうと なうように[?]なる。
04頁 IMG_3774.HEIC / △ 一部のみ
経験学習サイクルを回す。
・経験 → 失敗経験
┌ 反省: くり返してしまう。
└ 内省: 【下線】失敗をくり返さない。
↓
【下線】なぜ結果が出なかったのだろう。
支[?]さん 【下線】教訓ってそう[?]。
└ 自分のコンサルをやっている └ となる。
教訓化しているとー→ 教訓が増える。
至[?]ま → 教訓を増やしている。
というポイント。 【下線】内省化[?]
┌ 経営化目[?]
└ 家庭[?]目[?]
高田さん コーチングをやっとっていて[?] ──────────
└ 一人でやっている ↓
整理[?]的[?]に評価[?] 【下線】内省化[?]
↓
田中さん 【下線】客観化、データ化 ?
└ まやか[?] のことです?
① 失敗[?]経験学習サイクル ② 教訓は?…
/
【下線】選択[?] (囲み)1回1周回して見える! (囲み)個人コンサル ┌→ 定期[?]!
└ 300〜1000周 ────────
【下線】手[?]の[?] / or \
【下線】工夫[?]改る[?]。 【取消線】金[?]サイズ[?] 句収[?]高い人 志[?]閉[?]
↑ 【下線】将来[?]のストーリーで済ませる[?] 高い人
└────────── ────
2600〜 ┌8000万
└8000万[?]
05頁 IMG_3775.HEIC / △ 一部のみ
田中さん ─ 1回失敗している → 多分[?]それな[?]。 学びがある。 高田さん サイクル…。 大会[?]さん →… 自信がある その日の授[?]度[?]がどようをメモ[?]要[?]。 【下線】頁[?]書に逃げることはない[?] └ 相手にしてメモを[?]多[?]やある。そしてる[?] は[?]効果[?]がかってた[?] ☆ 経験学習サイクル 【下線】1回わメモ[?] のはいい! ・起業 → トライした初[?]【取消線】がの[?] 為[?]数[?] (丸囲み)売 ・【下線】自分の再[?]成長の仕組み。 ──────────── ┌→ 神[?]見・お客 ─ 【下線】50名のライン。 └→ 1回1冊 を ノルマ。 ☆【下線】読書[?]をすることで / 自分の力を習慣[?]にする (丸囲み)売 はよる[?]。 【下線】8[?]作品[?]のをみるとし、ほしい[?]、 【下線】残業[?]する場[?]があると[?]。
06頁 IMG_3776.HEIC / ○ 音声あり
【下線】成長の仕組み化。 └ 【下線】等領[?]的[?]な考えを東ぶ[?] └ 【下線】妻・友人・金・人[?] 田中さん 朝が弱い ─ 自分の好[?]を ┌ 自しゅげ[?]ってみる └ 【下線】かけてみる 高田さん ─ 毎朝[?]強い人になろう。 【下線】経験[?]学習サイクル と 【下線】仕組み化 【下線】Vision が大事 └ エネルギーに使い[?]首[?]がなくなる。 └ やる気が左右されにくくなる。 【下線】ありたい姿[?] └ 中[?] セッションは? ┌→ 【下線】感謝して感謝される。 ② 【下線】自分のビジネスで ○ │ 【下線】自分の作ったもので満足してもらう 【下線】生まで[?] ○ └ 【下線】誰かのためになる ──── 満足する。 その人のためになる。 手段がやるべきことになってしまう ・【下線】書類[?]処理[?] と 【下線】左[?]にありがち (囲み)かいてメモ[?]が 残らない 時間がない、夏[?]。 │ (囲み)メモを残してあげる やる報告[?]が多[?]い サポート
07頁 IMG_3777.HEIC / ✕ 録音なし(資料p6で補完)
高田さん バリバリに攻[?]が動いてる[?] ─ 本にサインをもらいにいく → 熱量[?]がでる ─ 【下線】お風呂が好き、風呂[?]サウナよ[?]熱[?] ─ 【下線】飲み会を全否定やる。 └ スケジュール一人で[?]をやたそれ[?]わかっている。 田中 ・【下線】ふるい、かく、参加[?]する ・ものつくる人 ─ 【下線】ないない人に届[?]う[?] ─ 【下線】長いつもりで1時間以上 ─ 【下線】サグラダファミリア 設計図[?]がない └ 【下線】神はお急ぎでない[?] ・【下線】適正なインプット量口[?] → 【下線】よい意味で、焦っている状態。 ───────────────→ 同[?]名[?]な人がよくなる[?] → 【下線】成功する人は腰[?]が低い[?] → 学びについて 常に[?]がまえている[?]。 上には上がいると常にわかっている。 部下いる人 → 社長と部下の差[?]が激しい[?]。 全く部下 が 【取消線】極[?] そこで 自[?]状[?]高い → 周[?]さんのる[?]人が多い[?]
08頁 IMG_3778.HEIC / ✕ 録音なし
(右上)保[?]数[?]が 田中さん 【下線】人を元気にする、セッション。 【下線】不安[?]をバイトの若手[?]─ 逆[?] SNS。 お金があったら何する? → 人【下線】に与える。ことをして[?] お金がお金がどうしていら[?]人 大切[?]、【下線】全身[?]内容[?]料[?] ─ 【下線】食料[?]は[?]ありとに[?] 人とのつながり ─ 【下線】報告[?]のネタ。 └ 高の物理[?]、全世界[?]共通のも[?] 高田さん 【下線】寺[?]が言ってた[?] 【下線】本を出す。 高業[?]で機[?]預[?]で出版 【下線】自分のサービスを出版。 【下線】判断[?]カして[?]もらいたい人の名前を書きたい[?] 【下線】3年で書籍 コミュニティ ┌ ビス[?] └ の本 (左)年[?] 【下線】数[?]者[?]のサービスがでてきた (楕円囲み)ビジョンが └ 目[?]事業計画[?]をかえる[?]。 あるとそこに似てる[?] ───────── → 【下線】常に上には上がいる。調子[?]にのりすぎが[?]
09頁 IMG_3779.HEIC / ○ 音声あり
ぜひとも[?]スくる[?] 【下線】イラッとポイント ↑ イラッとしたことを調べる ─→ ☆ 【下線】これがビジネス お宝[?]かを調[?]べる[?] ↘ ☆ 【下線】イラッとしなくなる └ 【下線】反応[?]になみ[?]。 (下線)優しいトナ[?]がいい[?]自由[?]をかける。 田中さん ・中身[?] ・【下線】相[?]者[?]を[?]指[?]えすこと[?] 高田 ・─ 通り[?]1[?]はよう[?]。 【取消線】個[?] (楕円)ペルソナ → 個人 マーケット → 大きい ☆ ペルソナけ[?]ば → メッセージが具体化される └ → すると他の人もくる。 つくってどんどん 【下線】食って[?]イメージを具体化 【下線】していく。
10頁 IMG_3780.HEIC / ○ 音声あり
ペルソナ / 変える[?]。 高田 ペルソナ (男) リニューが拉[?]井[?]での人 1000万 55才 あと10年 子育て終る。残業[?]少ない。自分の時間があるので 【取消線】 【下線】先の人が読み[?] いろいろってる[?] お子[?]以外の仲間とつながる場所がない しっくりくる場[?]がない ↓ ・自分が決められる場所がない ・被奴[?]が多いに[?] ・【下線】仕事がなくなったあとがイメージできない。 田中 ペルソナ ① 27才 300万男[?] 一般企業。【下線】望[?]み職[?]についた[?] かいび[?]変[?] ②[?] 新しいチャレンジできる 35〜47才 300万[?] 女 妻[?]よろし[?] ② 【下線】既卒[?]としたいが、ベットがって[?]書[?]。 └ 3年ラフ[?] ・その人の好[?]み ① パチンコ #周[?]二人でずらしてあることを[?] ② アート 3位[?]がない、出会いの機会[?]がな[?] 【下線】自己解決[?]、出会[?]
11頁 IMG_3781.HEIC / ✕ 録音なし(資料p7で補完)
田中さん。 メジャー → 【取消線】デント[?]吹[?]木[?]が[?] 演習[?] 高田さん 会社の。無[?]批[?]え[?]。 ・大企業の戦略とは。 Amazon → 5つ[?]自に[?]属く[?] │ └ 【下線】これ末[?]でながった[?] ↓ 【下線】大企業での可能なものを[?]見[?]い[?] ① 新しい物をつくる ② ○ → ◎ にする など ☆【下線】創業者[?]300人にインタビュー ── └ 【下線】とんがくインタビュー ── └ 【下線】支援者にもなってくれる。 ☆ 【下線】著者[?]にメールがって[?] 【下線】会ってもらう → 【下線】1次情報見者[?] ───── 【下線】1/4くらい会ってくれる
12頁 IMG_3782.HEIC / △ 一部のみ
☆ 【下線】目標[?]が違和感[?]があることをする[?]。 ① 【下線】否定[?]しなくなる。 → 人の違和感も許せるようになる └ 仲間が増える ② 自分の器 がドンドン拡がる。 あえて違う人と会ってみる 自分の器を広げる なんか違うこと 毎日 少しづつしてみる。 ↓ ゼロベースで考えられるようになる[?] その業界の当たり前 ──── ──────────── (右)LINE → メモを違和[?]を 無料にする。 (囲み)─ 【下線】投資[?]的[?] のやり方 → 【下線】1回では、まいっても両[?]手[?]返ってこない ① のみが[?]多[?]ばっかり ② 【取消線】無料セミナーばっかり ③ 【下線】リスクをとって ほしい[?] ─→ (囲み)コンサルは お金がなくて リスクを取って ほしい
13頁 IMG_3783.HEIC / △ 一部のみ
田中さん ・デントしかない[?] 【下線】地域コミュニティとしての映画[?]。 └ 【下線】今、雇用[?]なんで[?]幸[?]用[?]の女[?]か[?] (囲み)出島[?]、体[?]の映画 ↑ 【下線】プラットフォーム 高田さん ・コミュニティかとい[?] 毎[?]僕[?]は[?]らい[?] 【下線】組織[?]化[?] └ 【下線】ずっとその日やってる 【下線】いつでも伝えるようにも実[?]直[?]い[?] (囲み)名札 ←─ 【下線】エルモ[?]答え[?]が何ですか ─→ そ[?]何に ↓ するか ・ 【下線】半分以上が同じ答えを返す。 ↓ 【下線】限[?]信[?]会えし[?] 今[?]り ┌ 【下線】他[?]よりもリスクとる コンサル会社[?] ├ 【下線】出身: 大前研一、他[?] ├ 【下線】限[?]役[?]一貫[?]しない 【下線】厚[?]手[?]り小[?]売[?] └ 【下線】美[?]事[?]実[?] → 【下線】日[?]本[?]三[?] のみ (限[?]役[?]がひない[?])
14頁 IMG_3784.HEIC / ✕ 録音なし(資料p12・p14で補完)
☆ (囲み)カスタマイズ[?] → 【下線】名まし[?]・ 【下線】名札・ブランド・タグ のような[?]い[?]方[?] ──── ── ─── 日[?]本[?]人[?] 外[?]交[?] ┌ ① 【下線】名札のあるマンションでは実[?]りやすい[?] ├ ② 【下線】スーパー 名札がある商品は売りやすい └ ③ 【下線】ペット → 【下線】ペット[?]とは[?]が【下線】足が早い!、【下線】研[?]治[?]早い! ┌ ○【下線】無料のコンサル 初期【取消線】投資。 ├ ○ 【下線】受[?]者[?]へ がかかる[?]分[?]。 └ ○ 【下線】初期[?]無料[?]らしい[?] ──────────── 【下線】何[?]セリ[?]で【下線】勝[?]つ[?]のか。 ☆【下線】口コミ 軒[?]中[?]に活[?]やす[?] 【下線】差別化何? ↓ 〜〜〜〜〜 └ に【下線】受[?]えられるように ただし 結果は出せる。 ↓ を増やされる[?]。
15頁 IMG_3785.HEIC / ○ 音声あり
☆ → どこで【下線】差別化するか ビジネスモデルマップ └ どういう人との関わりがあるかを[?] 【下線】図表化してほしい 田中さん ・【取消線】頂[?]項[?]差別化[?]なければ[?]。 ・【取消線】中小[?]には難[?]がてな[?] 【下線】デジタルとリアル コミュニティ ○ 【下線】受[?]カ[?]者[?]に動いてもらう 高田さん ・ビジネスモデルマップ 【下線】ビジネスモデルシート └ つくる 【取消線】個[?] 高田さん └ 【下線】BtoB で企業[?]の対応[?]を増やす。 ↘ 【下線】BtoC 【下線】ラ[?]枝[?]との関わり[?] をつくるかも ──────── ○ 【下線】セアリング[?]はもう 丸[?]。
16頁 IMG_3786.HEIC / ✕ 録音なし
(囲み)学生さん └ (囲み)音声化してくれる。 おもしろい。 ───────────── (ページ下部) 【下線】1トンスタートアップ 和田[?]さん[?]。
17頁 IMG_3787.HEIC / — 15・16の重複
※ このページは 15(IMG_3785)と 16(IMG_3786)の見開きを 横向きに撮り直したもの。内容は重複のため、新規の情報なし。 (左ページ=15、右ページ=16)
18頁 IMG_3788.HEIC / ✕ 録音なし(交流会)
富[?]岡[?]さん 宮[?]田[?]さん 【取消線】売[?]れる[?]所[?] → 数[?] 会社を改[?]目[?]、のすが[?]動[?]るが多くなり、 26年。 【下線】法人化。をすすばうとしている 佐永[?]さん ノイタク[?]年[?]いた[?]。 【下線】省[?]礼[?]、人[?]ロー[?] → 海外がおい[?] 【下線】価値[?]を生み出す[?]作[?]りに[?]なりたい[?] 久[?]保[?]さん[?]。 【下線】パワハラ。/ 自主[?]会[?] 有[?]務[?]はりが[?] 【下線】組[?]織[?]不[?]動[?]産[?]系[?]、【下線】保[?]険[?]だ[?]、【下線】保[?]証[?]書[?] 富[?]崎[?]さん 【下線】飲[?]食[?]: ドローン関連の会社。 【取消線】もっと[?] じゃんかい[?]しが 悠[?]。(【取消線】か[?]夜中[?]) 中国 DJI といったカーもある[?]。 【下線】徐[?]年[?]間[?]のドローン なんかも ドローン。 又吉さん 【下線】ゲーム会社の人材営業。/イラストレーター 宮[?]田[?] トミー[?]さん。 【下線】難しいこと。 開[?]業[?] 25年。 高[?]橋[?]: 弁[?] 災[?]教[?]育[?]、 ↓ 【取消線】区[?]の[?]合[?]流[?]。 └【取消線】訪問[?]介[?]護[?] glasal[?]、匠[?]技[?]手[?]
手書きノート 整理版
18枚の走り書きを、書かれた順ではなく話題ごとに並べ直したもの。原文は前のタブにあります。
A. 人を巻き込む・教える
1頁
③に矢印を引いて、囲みで 教えると人がのびる。さらに「PQを教える人をつくる」と書き添えてある。 自分が教えるだけでなく、教える側を増やすところまでを視野に入れたメモ。
- 経営者は朝夜でつくる [判読不確か]
- 自分の得た知識に責任をもつ(これをストロークという)→ 回りにも影響を与える
- うまくいっている人はゴキゲンな人が多い。「笑顔で来るか、来ないか、どちらかにしてほしい」
B. 3つの基準 ― 時間・拍手・メモ
2・3頁
| 時間 | Time is life. 時間ぴったりにすることに徹底する。コミュニケーション 19:50 → 時間 20:00 |
|---|---|
| 拍手 | 行動 → 感情。拍手すると感情が生まれる。起業家の場では圧倒的に拍手が多い |
| メモ | 相手の為。行動先行型とセットで語られた |
欄外に「心地よく、ちゃんとすすむ」と丸で囲んである。
C. 経験学習サイクルと仕組み化
4・5・6頁
| 反省 | くり返してしまう |
|---|---|
| 内省 | 失敗をくり返さない → 「なぜ結果が出なかったのだろう」 |
右側に「教訓にしてしまう」→「教訓が増える」と展開し、その下に「内省化 → 客観化・データ化?」と、 自分なりの言い換えを試している跡がある。
マスターしている人への問い
- 先月、経験学習サイクルを何周しましたか?
- そこで得られた教訓を全て言ってください
囲みで 1回1周回して見える!、その下に「300〜1000周」。回している人の周回数。
成長の仕組み化
- 強制的な流れを作る → 妻・友人・金・人(下線が引かれている4つ)
- 読書は1回1冊をノルマにする。50名のライン [判読不確か]
- 手段がやるべきことになってしまうと波が生じる
D. ★ インプットの習慣(録音なし)
7・8頁 ― ワーク③の班内共有。録音は「ワーク③を書いてください」の直後で切れているため、ここが唯一の記録。
高田さんのインプット
- 本にサインをもらいに行く → 熱量が出る
- お風呂が好き。サウナ [判読不確か]
- 飲み会を全否定する
- スケジュールを一人で組み立てて、それに沿って動いている
田中さんのインプット
- ふるい、かく、参加する [判読不確か]
- ものをつくる人 ― 届かない人に届ける [判読不確か]
- 長いつもりで1時間以上
- サグラダファミリアには設計図がない → 「神はお急ぎでない」
成功する人ほど腰が低い
- 学びに対して常に身構えている
- 上には上がいると常に分かっている
- 部下がいる人 ― 社長と部下の差が激しい [判読不確か]
本を出すという話(8頁)
- 人を元気にするセッション
- お金があったら何をする? → 人に与える
- 人とのつながり ― 高い物理、全世界共通のもの [判読不確か]
- 高田さん:本を出す。自分のサービスを出版する。3年で書籍
- コミュニティ+ビジネスの本
E. ビジョン・ありたい姿
6頁
- Vision が大事 → エネルギーに使う分がなくなる → やる気が左右されにくくなる
- ありたい姿
セッションで出た「ありたい姿」の中身
- 感謝して、感謝される
- 自分の作ったもので満足してもらう
- 誰かのためになる
右側に「自分のビジネスで生きたい」「満足する。その人のためになる」と書き添えてある。
F. 種の見つけ方とペルソナ
9・10頁
イラッとポイント
もう一方の矢印に ☆イラッとしなくなる。反応しなくなる、という効用のほう。
ペルソナ
| ペルソナ | 個人 |
|---|---|
| ターゲット | 大きい(層) |
班の2人が発表したペルソナ
| 高田さん | リタイアが近い人。1000万・55才・あと10年。子育て終了、残業も少なく自分の時間がある。 ・お子さん以外の仲間とつながる場所がない ・しっくり来る場がない ・自分が認められる場所がない ・仕事がなくなった後がイメージできない |
|---|---|
| 田中さん | ① 27才・300万・一般企業・望んだ職についた ② 35〜47才・300万・女性 好み:パチンコ/アート。出会いの機会がない → 自己解決 |
G. ★ 1次情報の取り方(録音なし)
11頁 ― 差別化の議論。3本目と4本目の録音のあいだで、ここが唯一の記録。
大企業の戦略とは
- Amazon → 5つ [判読不確か]
- 大企業でも可能なものを見る [判読不確か]
- 新しい物をつくる
- ○ → ◎ にする など
☆ 1次情報を取りに行く2つの手
| ☆ | 創業者300人にインタビューする。とんがったインタビューをすると、 その人が支援者にもなってくれる |
| ☆ | 著者にメールを出して会ってもらう。1次情報の発信者に直接あたる。 1/4くらいは会ってくれる(この数字に波線が引いてある) |
H. ゼロベースと業界の当たり前
12頁
- 否定しなくなる → 人の違和感も許せるようになる → 仲間が増える
- 自分の器がどんどん拡がる
その方法として書かれているのが次の3つ。
- あえて違う人と会ってみる
- 自分の器を広げる
- なんか違うことを毎日少しずつしてみる → ゼロベースで考えられるようになる
左に「その業界の当たり前」と二重線。右に例として「LINE → メモを無料にする」。
投資的なやり方
囲みの中に「1回では、まいっても両手 [判読不確か] 返ってこない」として3つ。
- のみが多いばかり [判読不確か]
無料セミナーばかり- リスクをとってほしい
I. ★ 差別化 ― 名札・ブランド・タグ(録音なし)
13・14頁 ― ここが唯一の記録。この日のノートで最も内容が濃い部分。
カスタマイズ = 名前をつけること
この3つを並べ、名前がついているものは扱われ方が変わるという論旨で、例が3つ挙げられている。
| ① | 名札のあるマンションでは実りやすい [判読不確か] |
| ② | スーパーで名札がある商品は売りやすい(生産者の名前が入っているもの) |
| ③ | ペットは名前がつくと足が早い/治療も早い [判読不確か] |
無料のコンサルという論点
- 無料のコンサル → 受注者へ [判読不確か] → 初期は無料らしい
- 右側に「初期投資がかかる分」「何で勝つのか」
- ☆ 口コミが中心に活きる [判読不確か] → ただし結果は出せる
- 右下に「差別化とは何か?」と波線を引き、その下に「受け入れられるように増やされる」[判読不確か]
2人の事業に引き寄せたメモ(13頁)
| 田中さん | 地域コミュニティとしての映画 → 囲みで「出島、体の映画」[判読不確か] その下に「プラットフォーム」と二重線 |
|---|---|
| 高田さん | コミュニティかというと ― 組織化 「ずっとその日やってる」「いつでも伝えるようにも実直」[判読不確か] |
その下、名札 と四角で囲み、半分以上が同じ答えを返す と書いてある。
右下は講師の自社事例。「他よりもリスクをとるコンサル会社」/出身:大前研一/ 「一貫しない」「日本三のみ」[判読不確か]。
J. ビジネスモデルマップ
15頁
ビジネスモデルマップについて、「どういう人との関わりがあるかを図表化してほしい」と下線つきで書かれている。
田中さん
頂項 差別化しなければ[判読不確か]中小には難しい→ デジタルとリアル コミュニティ- 受け手に動いてもらう [判読不確か]
高田さん
- ビジネスモデルマップ/ビジネスモデルシートをつくる
- BtoB で企業の対応を増やす ↘ BtoC ― 学校との関わりをつくるかも [判読不確か]
K. ★ 交流会(録音なし)
16・18頁 ― 16:30からの交流会は録音していないため、ここが唯一の記録。人名の判読が特に難しい。
16頁
囲みで学生さん → 音声化してくれる おもしろい。
ページ下部に「1トンスタートアップ 和田さん」 [判読不確か]
18頁 ― 参加者の自己紹介
8名分のメモがあるが、走り書きのうえ録音との照合ができないため、人名はほとんど確定していない。
| 名前 [すべて不確か] | メモの内容 |
|---|---|
| 富岡さん・宮田さん | 26年。会社を改め、法人化をすすめようとしている |
| 佐永さん | 海外が多い。価値を生み出す仕事に関わりたい |
| 久保さん | パワハラ/自主 |
| (所属不明) | 不動産系、保険、保証書 |
| 富崎さん | 飲食/ドローン関連の会社。中国のDJIといったメーカーもある |
| 又吉さん | ゲーム会社の人材営業/イラストレーター |
| 宮田トミーさん | 開業25年 |
| 高橋さん | 防災教育/訪問介護 |
この整理から見えたこと
また、E の「書いてもメモが残らない → メモを残してあげるサポート」は、 講義を聞きながらご自身の事業に引き寄せた唯一のメモで、 ⑤タブのワーク①(学習ノート)と直接つながっている。
次回に向けて
最終回(9/12・土)までにやること
- ビジネスプランシート(A3)の完成
- 9月12日(土)に発表する
- 発表の際は、事業計画シート以外の補足資料を準備してもよい
- 1次情報の収集
- 事業の裏付けとなる1次情報を調査する(インタビューなど)
提出について
- 提出すると講師が添削して返してくれる。第3回の後ではなく事前に返却される
- 中途半端でも出したほうがいい。「毎年まったくできていない人ほど出したほうがいい」とのこと。中途半端な状態で出すとアドバイスが書けるので、参考になる内容が返ってくる
- 最終回では、これをもとに班の中でプレゼンし、参加者同士でアドバイスをもらう
第2回の内容 ― 数字
次回は数字の回。
また次回は班が変わる。「他の班にもいい人がたくさんいるので、数字のことは置いておいて、とりあえずその人たちに会いに来るくらいの気持ちでもいい」という案内があった。
自分の宿題として整理したこと
優先度が高いもの
- ペルソナへのインタビュー(1次情報)
演習①で書いたペルソナ(37歳・子ども2人・共働き・資格勉強中)は、まだ想像で書いた段階。 講師は「まずは想像で書いて、そのあとペルソナに近い人にインタビューして具体化する」と言っていた。 友人・親にサンプルを見てもらっている段階なので、その延長で悩みの深さを聞きに行く。
※ 高田さんも同じ結論に達し、4Pより先にヒアリングを優先すると決めていた。 - 競合比較表の完成
演習②で縦軸(参考書・動画教材・スクール・アプリ)と横軸(時間・まとめられるか・個別性など)は置けたが、 横軸は本来ヒアリングで出てきた意思決定基準であるべき。インタビュー後に置き直す。
「競合はいません」は必ず調べる。競合がいないのは、自分でなんとかできる程度の悩みだという可能性がある。 - 差別化要素の言語化
表の中で自社が丸を付けたのは「まとめられる」「いつでも」「カスタマイズ力」「リンクでつなげる」「自分の思い通りに」。 この中で競合が満たせないものはどれかを1つに絞る。
まだ手をつけていないもの
- 4P(演習③-2)― 記入欄は空白のまま。とくに Price をどうするかが「お金にしていくか」という自分の課題と直結する
- ビジネスモデルマップ(演習③-3)― 記入欄は空白。誰と関わるかを先に洗い出す
- 収益性 ― まだシートに項目として出てきていないが、A3シートには入る
この日の議論で持ち帰った論点
- 権利の切り分け。教科書の丸写しはできない。「自分のノート」「権利が依頼者にある研修資料」を元にする形をもっと強くする必要がある。これは差別化要素そのものにもなりうる
- 個人向けか法人向けか。ワーク④で書いた「組織の経験学習効果を向上する」「資料の資産化」は法人向けの話。 高田さんが財務担当者に言われた「BtoCではなくBtoBで実績を増やす」という指摘は、自分にも当てはまる可能性がある。 ただし高田さんが詰まったのと同じ壁 ―企業が導入する動機は何か― をこちらも用意する必要がある
- 初期投資ゼロで終わらせない設計。10件・20件と無償でやれば経験値は残るが、有料化への道筋を先に決めておく
この日、自分の行動として取り入れると決めたこと
- 寝る前に嬉しかったことを書く ― 手帳に1行でいい
- イラッとノート ― 安いノートで。書いたあと調べる
- 時間ぴったりに話す ― 発表で持ち時間を超えない/余らせない練習
- バケツに水を入れる ― インプットしたら「マネしたい部分」をその場で書き留める。頭の中で整理しない
- 反省ではなく内省 ― 「またやってしまった」ではなく「なぜ結果が出なかったのか」から教訓を1つ取り出す
素材の在りか
| 素材 | 場所 |
|---|---|
| 録音 4本 | 創業セミナー_受講記録/00_音声/R20260822-*.WAV |
| 文字起こし 4本 | 202608_創業イベント/R20260822-*.txt |
| 手書きノート 18枚 | 202608_創業イベント/note/(起こし=note/txt/) |
| 配布資料 18枚 | 202608_創業イベント/当日資料/ |